ダブリン、1920年11月1日

 
† 1920年11月1日
 
ある月曜日の朝、1人の若者が死刑に処されました。
処刑された若者の名はケヴィン・バリ(Kevin Barry)、18歳。
罪は「殺人罪」。
「被害者」は英国軍の兵士。
 
ケヴィンは叫びます。「Shoot me like an Irish soldier, do not hang me like a dog.(アイルランド兵士のように撃ってくれ。犬みたいに吊すな。)」
しかし、判決は反逆者としての銃殺刑ではなく、一般の罪人と同じ絞首刑でした。
 
ケヴィン・バリについては2月23日のブログにも書きました。
世界中からの多くの反対にもかかわらず、ケヴィン・バリが絞首刑になったのは1920年11月1日、月曜日の朝でした。
アイルランドの独立機運を潰そうとする英国(イングランド)軍に敢然と立ち向かい、そしてイングランドによって虐殺された当時の反逆者ケヴィン・バリは、今やアイルランドでは反イングランドの英雄です。
そして2001年10月14日、死後80年を経て改めて国民葬が行われました。
 
    
2001年10月14日アイルランド国旗に被われる
ケヴィン・バリら10名の「戦士」(BBC、2001年10月14日より) 
 
ケヴィン・バリを歌った歌として、テレンス・ウォード(Terrence Ward)がRolling Home to Dear Old Irelandのメロディーに乗せて詠んだものがよく知られていますので紹介します。
 
 ウルフ・トーンズ(Wolfe Tones)の歌うケヴィン・バリ
わかり易い発音ですので是非一緒に歌ってください。
 
私は、この歌との出会いがなければ、アイルランドの歴史に関心を抱くことはなかったと思います。
 
1920年11月1日はケヴィン・バリがイングランドによって殺害された日です。
 
                    Kevin Barry
 

In Mountjoy Gaol* one Monday morning high upon the gallows tree

Kevin Barry gave his young life for the cause of liberty

But a lad o’ eighteen summers and yet no one can deny

As he walked to death that morning he proudly held his head on high.

 

Just before he faced the hangman in his dreary prison cell

British soldiers tortured Barry just because he would not tell

The names of his brave comrades and other things they wished to know

"Turn informer or we’ll kill you." Kevin Barry answered, "No."

 

Another martyr for old Ireland another murder for the Crown

Whose brutal laws may kill the Irish but can’t keep their spirits down

Lads like Barry are no cowards from the foe they will not fly

Lads like Barry will free Ireland for her sake they’ll live and die.

 

*Moutjoy Gaol:マウントジョイ刑務所。ケヴィン・バリが処刑された場所

 

ヨーロッパ情報は ここ をご覧ください。

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