どうなる北アイルランド

 
 統一派テロ組織、武装解除なるか?
 
11月11日に一番近い日曜日は英国やカナダの英霊記念日(Remembrance Day)で、この日には胸にポピーの花が着けられます。
英国公共放送のBBCでも特集ページが作られます。
第一次、第二次世界大戦や、1982年のマルビナス島(英語名フォークランド島)での戦い(いわゆるフォークランド紛争)、最近のアフガニスタン等で亡くなった人を偲ぶ日です。
今年は昨11日が日曜日でしたので、英国各地ではRemembrance Sundayとして催しが行われました。
 
日本ではあまり報道されていませんが、そんな中、北アイルランドの統一派(Unionist/Loyalist、多くはプロレスタント系)の軍事組織のひとつであるアルスター防衛協会(UDA)は、その部分組織のアルスター自由戦士(Ulster Freedom Fighters~UFF)が日曜日深夜0時から武力撤退すると発表しました。(RTÉBBC
しかし、一方、これは将来的な武装解除を意味するものではないともしています。
UDAは統一派の中でも最も過激な集団で、IRAと関係のある者は容赦なく殺害するとまで言っています。一種のテロリスト集団と見なしてもよいでしょう。
シン・フェインの軍事組織であるアイルランド共和軍(IRA)は1994年、既に武力を解除しています。
シン・フェインは、政治の場でも頓に柔軟な姿勢を示しています。
また、統一派でも独立派との融和を目指す動きが活発になってきています。
そういった情勢に水を差しているのがUDAのような過激組織で、彼らが本当に武装解除するなら、北アイルランド和平へ向けての大きな足がかりになると思われます。
過激集団をも含む「統一派」の今後の取り組みが期待されます。
 
北アイルランドの政治組織に関しては3月10日のブログを参照してください。
 
ヨーロッパ情報は ここ

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