ニューヨークの夢

 涙をそそるクリスマスソング
 
12月に入り、街のあちこちからクリスマスソングが響いてきます。
今日の帰路にはどこからかWinter Wonderlandが流れていました。
ラララー ララ ララー、ラララー ララ ララー 勝利に 向かって 突き進め新潟 と、思わず口ずさんでしまいましたけど。
私の行動範囲で一番多いのはジョン・レノンのHappy Xmasでしょうか?
 
そんな中で、日本ではそう広く知られていないかもしれませんが、2004年にあるテレビ局が英国で行った人気投票で第1位になった曲があります。
ニューヨークの夢(Fairytale of New York)です。
ちなみにその年の第2位はDo They Know It’s Christmas(バンド・エイド)、3位は前年1位のLast Christmas(ワム)でした。
Happy Xmasは9位にランクされました。
私自身も、「君の最も好きなクリスマスソングは何だ?」と聞かれたら、迷わず「Fairytale of New York」と答えます。
 
Fairytale of New York はロンドン生まれのパンクロックバンド、ポーグズ(The Pogues)カースティ・マッコル(Kirsty MacColl)と共演して1984年にレコーディングし、1988年にリリースされたものです。
カースティは2000年12月18日、カリブ海で母親とスキューバダイビングをしている時にスピードボートにはねられ、夫と2人の子供を残して死亡しました。享年41歳でした。
 
あるクリスマスイブのこと。飲んだくれてトラ箱へ連れてこられると、そばにいた老人が言いました。
「もう誰も来ないよな。」
そして「The Rare Old Mountain Dew」を歌い始めました。
そんな老人から顔を背け、過ぎ去った昔を思い浮かべます。
 
希望に胸をふくらませアイルランドからニューヨークへ渡ってきた2人。
ブロードウェーの華やかな舞台を夢見て、踊り明かした日々。
それから何年かし、夢敗れ、生活も破綻して、いがみ合い、なじり合う毎日。
でも、2人でなければ生きていけない自分。
 
お世辞にも品のある曲とは言えません。
クリスマスにふさわしい曲かどうかも???です。
それにしても、繰り返される「The boys of the NYPD choir were singing Galway Bay に続く「and the bells were ringing out for Christmas day」という一節には涙を誘われます。
NYPD(ニューヨーク市警察)にはアイリッシュがたくさんいて、この曲ではアイリッシュの象徴として使われています。
   ただし、実際にはNYPDに聖歌隊はありません。
Galway Bay」は曲名であると同時に、当時のアイルランド人が米国へ移民する時に出航した港の名でもあります。
 
YouTubeからはライブをどうぞ。
 
 
もちろん、ポーグズとカースティー・マッコルとの共演によるものです。
歌詞はここをご参照ください。
 
The Rare Old Mountain Dew Galway Bay も曲名で、Sinatra was swingingSinatra はフランク・シナトラです。
 
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