あれから10年

和平への道は未だ半ば
 
1998年4月10日、まさに10年前の今日、北アイルランドのベルファストで、長年続いていた「統一(アイルランドの英国との統一)派」と「独立(北アイルランドの英国からの完全独立)派」の協議の結果、①両派の武装解除、②北アイルランドの英国残留、③北アイルランドの自治権確立、④アイルランド政府との協同評議会設立、⑤国民投票の実施が合意され、全政治勢力が参加する北アイルランド議会の成立が決定されました。
ベルファスト合意と言われますが、その日がグッド・フライデー(聖金曜日)だったため、「聖金曜日合意(Good Friday Agreement)」とも呼ばれます。
アイルランドの公共放送RTÉでは大きく取り上げられていますが、英国のBBCではそれほどではありません。
確かに、当時の立て役者だった米国のクリントン大統領や英国のブレア首相は既に現役を退いていますし、アイルランドのアハーン首相も先日辞任を表明したばかりです。
そうは言ってもアハーン首相はベルファストへ行き、記念講演を行っています。
当時のビデオはここにあります。
シン・フェインのアダムス党首は外されましたが、アルスター統一党のトリンブル党首との社会民主労働党のヒューム党首がノーベル平和賞を受ける礎となったのもこの合意です。
この合意の評価は歴史が行ってくれるものでしょうが、とにかく対立する勢力が話し合うきっかけとなったことだけは確かです。
今一度この日を思い起こし、北アイルランドの平和とアイルランド問題の解決を願わずにはおれません。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。