ふるさとの歌-コーク

ふるさとの歌[08-03] アイルランド南部の拠点コークを流れるリー川
 
誰しも生まれ育った土地には愛着があり、特にその土地を離れて過ごしていると、その土地が懐かしく思い出されます。
故郷を思う気持ちは時として歌に託され、どの国でもどの地域でも歌われ続けています。
私は小さい頃から何故かそういった歌に関心を抱き、歌詞や楽譜を集めているうちにそこそこのコレクションができました。
 
そんな中から月1~2回の予定で「ふるさとの歌」と題して、アイルランド、スコットランドを中心に、故郷を歌った曲を紹介します。
どれもその土地の人にはよく知られている曲です。
できるだけYouTubeや他の音声メディアを通し、曲調も知っていただきたいと思っています。
 
ふるさとの歌(1)では、スコットランドプレミアリーグのアバディーンFCのサポートソングにもなっている「アバディーンのオーロラ」を紹介しました。
第3回目はアイルランドプレミアリーグ、コークシティFCのサポートソングです。
 
アイルランド南部マンスターにあるコーク州の州都、コークCork、アイルランド語でCorcaigh)はダブリンベルファスト(北アイルランド=英国領)に次ぐアイルランド第3の都市です。
コークの街を滔々と流れるのがリー(Lee)川で、コークの象徴であり、またコーク市民の誇りでもあります。
リー川はコーク州の西、キラニー州との境界付近からほぼ真東に流れ、コーク湾に注ぎます。
昨年2月にも少し触れましたが、19世紀の中頃、アイルランドはジャガイモ大飢饉に見舞われました。
当時アイルランドを統治していたイングランドは、その飢饉の対策を講ずるどころか、こともあろうに地主を支援し、小麦等の穀物をイングランドへ運びだしました。
その時に使われた港がコーク近くにあるコッヴです。
 
コーク市はサッカー、元アイルランド代表の闘将(現、イングランドプレミアリーグ サンダーランドAFC監督)、ロイ・キーンが生まれたところでもあります。
また、アイルランド独立に腐心し、内戦のさなか暗殺されたマイケル・コリンズもコークの出身です。
今回のふるさとの歌はそのコーク市を流れるリー川を歌った「On The Banks Of My Own Lovely Lee(私の愛するリー川の堤防で)」です。
前回シュリーヴナモンで紹介したフランク・パターソン始め多くのアーティストがこの歌を歌っていますが、ショーン・オシェ(Sean O’Se)が歌うものを選びました。 
アイルランドの人気流行歌手ダニエル・オドンネル(写真)もレコーディングしています。
 
 
 ショーン・オシェの On The Banks Of My Own Lovely Lee 
 
この曲はまた、サッカー、アイルランドプレミアリーグのコークシティFCのサポートソングにもなっています。
     

  コークシティFCのサポーターも歌う
 
幼い日、リー川の草むらでスポーツに遊びに飛び回った思い出。
若い頃、友と語り、恋人と夕暮れまで寄り添って歩いたリー川の堤。
そして、リー川に対する思いは祖国への愛へと向かいます。
 
リー川が流れる故郷コークを甘く歌った名曲です。
 
 On The Banks Of My Own Lovely Lee
 
How oft do my thoughts in their fancy take flight
To the home of my childhood away,
To the days when each patriot’s vision seem’d bright
Ere I dreamed that those joys should decay.
When my heart was as light as the wild winds that blow
Down the Mardyke through each elm tree,
Where I sported and play’d ‘neath each green leafy shade
On the banks of my own lovely Lee.
Where I sported and play’d ‘neath each green leafy shade
On the banks of my own lovely Lee.

And then in the springtime of laughter and song
Can I ever forget the sweet hours ?
With the friends of my youth as we rambled along
‘Mongst the green mossy banks and wild flowers.
Then too, when the evening sun’s sinking to rest
Sheds its golden light over the sea
The maid with her lover the wild daisies pressed
On the banks of my own lovely Lee
The maid with her lover the wild daisies pressed
On the banks of my own lovely Lee

‘Tis a beautiful land this dear isle of song
Its gems shed their light to the world
And her faithful sons bore thro’ ages of wrong,
The standard St. Patrick unfurled.
Oh! would I were there with the friends I love best
And my fond bosom’s partner with me
We’d roam thy banks over, and when weary we’d rest
By thy waters, my own lovely Lee,
We’d roam thy banks over, and when weary we’d rest
By thy waters, my own lovely Lee,

Oh what joys should be mine ere this life should decline
To seek shells on thy sea- girdled shore.
While the steel-feathered eagle, oft splashing the brine
Brings longing for freedom once more.
Oh all that on earth I wish for or crave
Is that my last crimson drop be for thee,
To moisten the grass of my forefathers’ grave
On the banks of my own lovely Lee
To moisten the grass of my forefathers’ grave
On the banks of my own lovely Lee
.

 
     
         Daniel O’Donnell (2002)
    The Irish Album 40 Classic Songs

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