国際陶磁器フェスティバル

ウェッジウッドの歴史を辿る
岐阜県現代陶芸美術館の企画
 
私は時々地方の美術館へ行きます。
先月の日曜日には岐阜県多治見市にあるセラミックパークMINOで9月30日まで開かれている国際陶磁器フェスティバル美濃’08へ行ってきました。
 
   国際陶磁器フェスティバル美濃’08のパンフレットと入口
 
多治見市は土岐市、それに続く愛知県瀬戸市とともに陶器で有名なところで、このフェスティバルは1986年から3年おきに開かれていて、今年は第8回です。
私がこの美術館を訪れるのは今回が初めてでした。
この会場は多治見市でも土岐市に近く、JR多治見駅からはコミュニティーバスで約15分(休日は約25分)かかり、それも1時間に1本しか出ていませんので便利な場所ではありません。
私の主目的は、フェティバルの一環として岐阜県現代陶芸美術館で開催されているウェッジウッド展を見ることでした。(2009年4月~6月は静岡でも開催されています!)
 
   ウェッジウッド展のパンフレットと入口
 
ウェッジウッド(Wedgwood)は英国の高級陶磁器としてよく知られていますがが、その背景には創始者ジョサイア・ウェッジウッド(Josiah Wedgwood)の努力とともに、あるいはその才覚のひとつとして、セレブリティ、特に王室との深い関わりがあったと言われています。
ロマノフ王朝の女帝、エカテ(チェ)リーナ2世(Екатерина Алексеевна)の求めに応じて制作された「フロッグ・サービス」も展示されています。
1769年に作られた「初日の壺」から現代作品に至るまで、歴史を辿りながら、日本初公開の「ポートランドの壺」など、ウェッジウッドの名品の数々が堪能できます。
 
毎週日曜日にはこの美術館の学芸員による約30分のギャラリートークがあります。
私が行ったのも日曜日で、その日は清水さん*という若い学芸員のデビュー日でしたが、一生懸命わかり易く解説してくれました。
本企画はこの美術館の主任学芸員である岩井美恵子さん*によるもので、多治見を皮切りに、来年の夏まで兵庫陶芸美術館そごう美術館(横浜)静岡アートギャラリーを回り、最後は山口県立萩美術館で締めくくるそうです。(*名前を掲載することは了解済みです。)
この展示会を岐阜県とともに主催している全国紙の地方版には岩井学芸員による展示品の紹介が連載されています。
   
全体として、「これもウェッジウッドの商業戦略かな」という気がしないわけでもありませんが、まあ、それはそうとして、日本にいながらウェッジウッドの歴史をざっと眺めるにはよい機会かと思います。
 
  でも、こんな企画があったりもします。
 
国際陶磁器フェスティバル美濃’08では、この他にもいくつかの催しをやっていて、陶器好きの人には十分楽しめます。
会場へ至るアプローチにずらりと並ぶ地元の陶器商(多くは卸商)の出店には日常品から著明な陶芸家の作品まで様々な陶磁器が販売されていて、これもまた関心を集めていました。
 
高台にあるこの美術館からは南アルプスを眺望でき、天気がよければ周囲をぶらぶら散策するのにも適しています。
 
9月20日(土)のグランパス戦に参戦されるアルビサポにとっては名古屋からそう遠くないとはいえ、ちょっと厳しいかもしれません。
でも、名古屋へ中央道で行かれる方は往路に、もし一泊されるなら21日に立ち寄られたらいかがでしょうか。

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