オシム不在のせいだけではないけど

 
サッカー代表人気は?
 
少々古い話題ですが、朝日新聞9月10日付朝刊の社説と同じページ、「あしたを考える」という欄にサッカー代表 戻れ人気という記事が6段抜きで掲載されていました。
記事の骨子は:
現状として
①以前は満員が当然だった日本代表の試合の観客収容率が65~80%に留まっている。
②日本代表戦のテレビ中継視聴率がかつてのドイツW杯予選の75%程度しかない。
③先日のバーレーン戦でのバナー広告の値段が低落し、広告会社は1億円近い損失を出した。
④Jリーグの観客数は安定している。
ということがあり、6月に中田英寿氏が開いた「OBによるオールスター戦」の観客数がが同会場で5日前にあったW杯予選の試合より1万6千人も上回ったことも指摘しています。
 
日本サッカー協会は7月に日本代表に対する関心度などをチェックし、現在分析中とのことで、何等かの結論めいたことが出されるのでしょうし、要因は1つだけではないと思いますが、私は案外単純な理由もあるのではないかとも考えています。
 
その一つは監督です。
オシム前監督の時は、彼の一挙手一動作が話題でしたし、オシム氏の一言は絶大な影響力を持っていました。
そして、オシム前監督は、選手達に自分の考えをじっくり読み取ってもらい、共通の認識を持ったチーム作りをしようとしていました。
 
岡田監督も、日本代表監督の経験がありますし、「悪い人材」ではないかもしれません。
しかし、岡田監督には長期展望に立った戦略がなく、どういうチーム作りを目指しているのかわかりません。
選手選考に当たっても、岡田監督自身が認めているように、その時々で調子のよい選手を選んでいます。
もう少し細かく言うと、DF陣を充実させ、FWにはとにかく点を取る仕事をやってもらおうとしています。
「前戦からの守備」には、なるほど口には出すでしょうが、それほど重要視しているわけではないようです。
その時々にリーグ戦で点を取っている選手にその調子を持続してもらいながら代表戦でも同様の活躍を求めます。
従って、目の前の敵を倒すだけなら何とかやっていけるのでしょうが、チームとしての魅力にはどうしても欠けてしまいます。
 
一方、選手の中に華がないのも事実です。
スター選手の不在です。
それを埋めて余りあったのがオシム前監督でした。
今さら言っても仕方のないことですが、返す返すもオシム前監督の不在は残念です。

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