スコットランドの心を歌う

故郷の心、スコッツの誇り
=ロバート・バーンズ 生誕250周年=
スコットランドの誇る国民詩人と言えば、何と言ってもロバート・バーンズ(Robert Burns)でしょう。
日本で最もよく知られているバーンズの歌は恐らくAuld Lang Syne(ほたるの光)だと思います。
また、麦畑(Comin’ Thro’ The Rye)が日本で紹介された時、全く違った趣の故郷の空(夕空晴れて秋風吹き)でした。
バーンズについて書き出すと、どれだけ紙面があっても書き切れませんし、バーンズの研究会やその他のサイト、書物でいくらでも情報を手にすることができますので、それらを参考にしてください。
ただひとつ、バーンズはその波乱に富んだ37歳の人生の中で、いつも強い独立心とスコットランド人としての誇りを持ち続けた人で、今なおスコットランドの英雄です。
バーンズは1759年1月25日、スコットランドのサウスエアー(South Ayr)州にある小都市エアー(Ayr)の近く、アロウェイ(Alloway)に生まれました。
  バーンズの生まれ故郷近くの街エアー
 Philips’ Modern School Atlasに加筆
貧しかったバーンズ家にあって、ロバートは満足な教育を受けることなく成長しましたが、詩の才能はすばらしく、多くのオリジナル詩を書いています。
その他にスコットランド各地に伝わっていた歌を集め、詩をつけるなどもしました。
  バーンズの曲満載のCD(全12巻)
 Robert Burns The Complete Songs(Linn Records,2002)
その中には一昨年のこのブログでも紹介したScots Wha’ Hae(Scots Who Have)のような極めて愛国的なものも含まれています。
私生活では恋多き詩人でした。ここに紹介するMy Luve(Love)’s Like A Red, Red Roseもそのひとつでしょう。
バーンズの詩の多くにはエアー地方の訛りをもったスコットランド方言がふんだんに使われていますが、この詩はそうでもなく、比較的標準的な英語で書かれています。
(luveはloveと書き換えてください。)
私がこの曲を最初に聞いたのは英語でではなく、エスペラントででした。
ノーベル文学賞候補でもあった故ウィリアム・オールド(William Auld)とスコットランドの女性歌手マーガレット・ヒル(Margaret Hill)によって編集された英国の歌集、カセットテープに収められています。
    
  Floroj sen Kompar’                   Kantoj kaj Poemoj de Robert Burns
   英国エスペラント協会, 1973              KREA-SONO, Falkirk, Scotland, 1976 
My Luve’s Like A Red, Red Roseのエスペラント訳が入っている歌集(左)とカセットテープ(右)
My Luve’s Like A Red, Red Rose (My Love is Like A Red, Red Rse)

O, my luve’s like a red, red rose,    (luve=love)

That’s newly sprung in June.

O, my luve’s like the melodie,      (melodie=melody)

That’s sweetly play’d in tune.

 

As fair art thou, my bonnie lass,      (art=are; lass=lassie=girl)

So deep in luve am I,

And I will luve thee still, my Dear,

Till a’ the seas gang dry.        (a’=all; gang=go)

 

Till a’ the seas gang dry, my Dear, 

And the rocks melt wi’ the sun!     (wi’=with)

O I will luve thee still, my Dear,

While the sands o’ life shall run.     (o’=of)

 

And fare thee weel, my only Luve,  (fare=far; weel=well)

And fare thee weel a while!

And I will come again, my Luve,

Tho’ it were ten thousand mile!

今年はロバート・バーンズ生誕250年に当たります。
英国の公共放送BBCではちゃんと特集も組んでいます。
バーンズの偲びこの歌をお聴きください。
バーンズを歌ったらこの人、スコットランドのアーティストエディー・リーダー(Eddi Reader)の歌うMy Luve’s Like A Red, Rde Roseです。
 
 Eddi Reader: O, My Luve’s Like A Red, Red Rose

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。