絶滅危惧言語
約2,500言語が消滅の危機
=UNESCOが発表=
2月21日の国際母語の日(Internatioal Mother Language Day)を前にユネスコ(UNESCO)は世界消滅危惧言語地図(Atlas of the World’s Languages in Danger )を発表しました。
このニュースは日本でも報道されましたが、現在、約2,500の言語が消滅の危機にさらされています。
この中にはケルト語として消滅したマン島語(Manx)、コーンウォール語(Cornish)も含まれています。
日本ではアイヌ語も消滅危機言語に含まれています。
紙ベースの地図は来月発表されるということです。
言語はその国、その地域の文化の重要な一部で、民族としてのアイデンティティーのよりどころともなっています。
偏狭なナショナリズム、ショービニズムは排除されるべきでしょうが、こういった少数言語を保持ししていくことはその地域の文化を探る上で極めて重要です。
UNESCOの発表を真摯に捉え、各国政府はその保護に積極的に動いてほしいものです。
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