エスペランティストの民族学者

今に続く知的生産の技術
民族学者 梅棹忠夫氏 逝去
 
世界的民族学者の梅棹忠夫さんが7月3日に亡くなられたというニュースがいくつかのメディアからリリースされていました。
梅棹さんにはお会いしたことはありませんが、私は梅棹さんの著書「知的生産の技術」(岩波新書)を読み、好奇心を触発されました。特に物事をいかに合理的に整理するかという、まさに技術はほぼそのまま実行させていただきました。
著書に出てくる「カード」は京大式カードとして市場に出回り、後にキャンパスカードに改名されました。私は文献の整理にこのカードを利用し、著者、タイトル、書名、ページ、発行年等の基本データとともに、自分なりのサマリーを書き、学習に、仕事に役立てました。IT時代の現代はファイルメーカー等のファイルソフトに取って代わられています。
教師や友人に、ウメサオイストと言ってはばからない人がたくさんいました。それほどまでに当時の知識人や若者を魅了しましたし、その思考は今も受け継がれています。
梅棹忠夫著 知的生産の技術 第11版(岩波書店,1970) 初版から9か月で既に11版です。
 
メディアではあまり触れられていませんが、梅棹さんはエスペランティストでもありました。私は直接お聴きしたことはありませんが、エスペラント大会でも講演をされていたようです。
梅棹さんはまたローマ字論者(ローマジスト)でもありました。私自身は日本語のローマ字化には反対ですので、その点だけは梅棹さんといえども首を縦に振るわけにはいきませんでした。
 
ともあれ、また偉大な頭脳が去ったのは寂しいことです。

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